1. 発注・精算業務とは発注業務とは、発注者が工事を発注するために必要な予算を算出したり、入札を通して受注者を選定するのを補助する業務です。また、精算業務とは、工事中の設計変更などを含め、工事にかかった金額を計算し、工事を完了させるための手続きを補助する業務です。2. 発注・精算業務の流れ工事を発注するためには、どのような工事をどのような期間でどのような予算で行うかを計画する必要があります。そのために設計図を作成し、設計図を元に積算をし、それらの根拠と結果をまとめた発注図書を作成します。発注図書が準備できると、入札公告をし、入札により、工事の受注者を選定します。工事が完了すると工事中の変更も含めて精算を行います。3. 発注・精算業務の内容工事計画を立てるために、現地がどのような状態かを調査します。調査結果をもとに、現地の条件を洗い出し、発注者とすり合わせを行います。設計・積算補助設計業務では、建設コンサルタントに設計図面作成業務を発注します。そして出来上がってきた図面に対して、共通仕様書や各種要領を元にチェックや修正指示を行います。また、積算補助は、図面から工事金額を算出する仕事です。図面から必要な材料等・仕様書・環境に応じて材料種類や数量を算出し、費用を計算します。発注・入札審査入札公告と施工業者の選定を支援します。入札参加者の参加資格の確認を行ったり、技術提案の審査を通して、本当に工事を施工する能力があるかについて審査し、入札金額を考慮して、入札参加者を評価します。さらに、これらのプロセスの透明性を向上させるための資料作成等を行います。工法変更への対応工事開始後に、条件が当初の想定と異なっている場合などには、設計変更が必要となります。その場合には、施工業者と協議し設計図書の変更や修正を行います。そして、工事費用や工期の変動について関係機関と協議し、発注者に提案を行います。精算業務工事中の設計変更も含めて、工事全体にかかった費用を精算します。また工事を完了させるための手続きや、施工業者の成績評価のための資料作成を行います。地元協議高速道路工事を施工するためには、地元住民の方と対話し、理解と協力を得る必要があります。そのために、地元に配慮した作業時間帯の取り決めや、工事に伴う騒音や振動対策等に関する説明会や資料作成を行います。4.発注者支援業務で働く魅力発注・精算業務は、工事を発注する側の発注者支援業務ならではの業務といえます。設計や積算は土木技術を駆使する仕事であるため、建設技術者として学び、成長することができます。そのためキャリアアップや市場価値の向上を目指したい方にとっては最適な仕事です。それだけでなく、給与面が高くワークライフバランスもよく、働きやすい環境が整っています。メインライン・エンジニアリングでは発注者支援業務に携わる施工管理技術者を募集しています。我が社は30代が中心で若手が働きやすい環境です。風通しのよい環境を整えることに力を注いでおり、技術力の高い社員が率先して、若手を大切に育てていこうという風潮があります。従業員同士のコミュニケーションが活発なだけでなく、社長を含めた経営陣とも日ごろから密にコミュニケーションをとることができ、意見を言いやすい職場づくりも心掛けています。ます。業務効率化にも積極的に取り組んでおり、新しいツールややり方を柔軟に取り入れています。働きやすく成長できる環境で、私たちとともに発注者の方々の仕事に貢献してくれる仲間を歓迎します。