1. 工事管理業務とは発注者は工事が安全かつ高品質に、予定通り行われているかを確認する責務があります。発注者支援業務に携わる管理員の役割は、発注者に代わって工事が安全・高品質・期日通りに行われているかどうかを厳しく監督することです。具体的には、施工業者への技術指導・安全管理・品質管理・工程管理・予算管理・検査を行います。発注者支援業務では、発注者と施工業者の現場代理人との橋渡し役として、発注者と施工会社の現場代理人の双方とコミュニケーションをとりながら工事を円滑に進めます。施工そのものではなく、施工の安全や品質のチェックが業務となるため、人現場が主な民間の場合と異なり、担当地域で同時並行して行われている現場を巡回し、複数の工事の監督をすることがほとんどです。2. 工事管理業務の内容安全管理安全を確保することは、工事管理における最優先事項です。管理員は全ての関係者に安全を確保させ、徹底的に事故防止に努めます。建設現場には作業機械・工事車両・一般車両・落下物など様々な危険の源があります。管理員は安全パトロールを実施して、現場の安全が徹底されているかを点検したり、作業員の安全意識を高めるための教育を実施したり、安全の確保のための機材を設置するなど、日々、安全を最優先として現場管理を行います。当社では定期的に安全講習会を実施するなど、社員の安全意識の向上に努めています。品質管理品質管理の目的は、工事が進む毎に、品質を確認し、欠陥のないように工事を管理することです。管理員は、決められた材料で正しい施工手順及び条件で施工が行われたかを検査します。また工事の見栄えや精度が十分高品質なものになっているか出来形も確認します。品質確保のためには、チェックを厳しく実施し、基準を満たさない場合には施工業者に指示をして再施工を指導することが大切です。工程管理工事が工期内に円滑に完了できるように管理します。管理員は工事を行うための工程表を作成し、その計画のもとで工事の進捗を日々管理します。また計画と進捗に大きなズレが生じた場合には再計画を行います。安全・品質を確保するだけでなく、工期内で工事を終わらせることも発注者支援業務の大切な仕事です。予算管理工事予算内に工事費がおさえられているかどうかを管理します。持続可能な維持管理のために、工事の経済性を確保することも発注者支援業務の重要な責務の一つです。3. 発注者支援業務で働く魅力工事管理業務は、受注者側の施工管理者の経験が活かせる業務です。一方で受注者側と発注者側では施工管理をする目線が大きく異なります。受注者側からの転職者にとっては、発注者側の立場で工事を監督することで土木技術者としての経験が広がり、成長につながります。そのためキャリアアップや市場価値の向上を目指したい方にとっては最適な仕事です。それだけでなく、発注者支援業務は給与面が高く、ワークライフバランスもよく、働きやすい環境が整っています。メインライン・エンジニアリングでは発注者支援業務に携わる施工管理技術者を募集しています。我が社は30代が中心で若手が働きやすい環境です。風通しのよい環境を整えることに力を注いでおり、技術力の高い社員が率先して、若手を大切に育てていこうという風潮があります。従業員同士のコミュニケーションが活発なだけでなく、社長を含めた経営陣とも日ごろから密にコミュニケーションをとることができ、意見を言いやすい職場づくりも心掛けています。また、業務効率化に積極的に取り組んでおり、新しいツールややり方を柔軟に取り入れています。働きやすく成長できる環境で、私たちとともに発注者の方々の仕事に貢献してくれる仲間を歓迎します。