はじめに「受験しようと思ったら、もう申し込み期限が過ぎていた…」土木施工管理技士の試験では、こういったケースが意外と多く起こります。試験の申し込みは試験日の3〜4ヶ月前に締め切られることがほとんどで、気づいたときには手遅れ、ということになりかねません。第3章では、試験を受けるうえで必ず押さえておきたい「試験の全体スケジュール」「申し込み方法」「受験料」について前編・後編に分けて解説します。前編では特にスケジュールと申し込みにフォーカスします。まずここを把握して、試験勉強のスタートラインに立ちましょう。試験は年に何回ある?土木施工管理技士の試験は、1級と2級で実施スケジュールが異なります。1級土木施工管理技士1級は年2回、第一次検定と第二次検定がそれぞれ別の時期に実施されます。区分試験時期申し込み時期第一次検定例年7月例年3月〜4月第二次検定例年10月例年7月〜8月第一次検定(7月)に合格したら、同じ年の第二次検定(10月)にそのまま挑戦できます。一発合格を狙うなら、年間を通じた計画的な学習が必要です。2級土木施工管理技士2級は「前期」と「後期」の2つの日程があります。区分試験時期申し込み時期備考前期(第一次検定のみ)例年6月例年3月土木のみ。第二次検定は受験不可後期(第一次+第二次)例年11月例年7月〜8月第一次・第二次の両方を受験可能2級の場合、第二次検定を受けられるのは後期のみです。「今年中に2級を取得したい」という方は後期日程での受験が必須となります。前期(6月)で第一次検定に合格しても、同じ年の第二次検定は後期(12月)での受験となる点に注意しましょう。※試験日程は年度によって変更される場合があります。必ず一般財団法人全国建設研修センター(https://www.jctc.jp)の公式サイトで最新情報をご確認ください。-u63b4b3ai1gucvdxw8g5hyjj095bmwwa02zn1gp9y85f7s8hg71d./)申し込みの流れ試験の申し込みは、インターネット申込と書面申込の2種類があります。近年はインターネット申込が推奨されており、手続きがスムーズです。インターネット申込の流れ全国建設研修センターの公式サイトにアクセス 受験申込専用ページから手続きを進めます。受験申込書類の準備 本人確認書類(顔写真付き)や、実務経験を証明する書類(第二次検定の場合)が必要です。申込フォームに必要事項を入力 氏名・住所・受験種別・試験会場などを入力します。受験料の支払い クレジットカードやコンビニ払いなど複数の支払い方法に対応しています。受験票の受け取り 申し込み完了後、試験日の約2〜3週間前に受験票が届きます。注意点:申込期間は約2〜3週間と短く設定されています。「そろそろ申し込もう」と思っていると期限を逃してしまうことがあります。試験を受けると決めたら、申込開始日をカレンダーに登録しておくことを強くおすすめします。試験会場はどこ?試験は全国の主要都市で実施されます。1級:札幌・仙台・東京・新潟・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・那覇など2級:各都道府県の主要都市申し込み時に希望の試験会場を選択します。居住地や勤務地から通いやすい会場を選ぶようにしましょう。試験会場は申込状況によって変更になる場合もあるため、受験票が届いたら会場を必ず確認してください。年間スケジュールから逆算して動こう試験合格を目指すうえで大切なのは、試験日から逆算して学習計画を立てることです。たとえば、2級後期(11月第一次・12月第二次)を受験する場合のスケジュールイメージは以下のとおりです。時期やること前年12月〜1月受験を決意・テキスト・過去問集を購入2月〜4月テキストで基礎知識をインプット5月〜7月過去問演習・苦手分野の集中対策7月〜8月⚠️ 後期の申し込み期間(ここを逃さない!)8月〜10月第一次検定の仕上げ+第二次検定(経験記述)の準備開始11月第一次検定(本番)11月〜12月第二次検定の最終仕上げ12月第二次検定(本番)このように、申し込み時期・試験日・学習期間を一つの流れとして把握しておくことが、合格への第一歩です。まとめ1級は7月(第一次)・10月(第二次)、2級は6月前期または11月・12月後期に実施申し込みは試験の3〜4ヶ月前。期限を逃さないよう事前にカレンダーに登録しておく申し込みはインターネット申込が便利。第二次検定は実務経験証明書類も必要試験会場は申し込み時に選択。受験票で会場を必ず再確認する試験日から逆算した年間学習計画を早めに立てることが合格への近道次回(第3章・後編)では、試験の形式・出題科目・合格基準・受験料など、「試験本番の中身」を詳しく解説します!筆者紹介阿部隼弥:株式会社メインライン・エンジニアリング技術人材採用課の課長。社内では主に人材の採用や広報活動を行っている。多くの技術者と面談をしていくなかで、「より土木の知識を身に着け、深く候補者との関係性を構築したい」という思いから、土木未経験ながら一級土木施工管理技士補の取得を決意し、体系的に学習中。メインラインエンジニアリングは、高速道路の発注者支援業務の会社です資格取得は、あなたの未来を切り拓く大きな一歩となります。発注者支援業務の解説ページはこちら